試験的に戦闘シーンを投入。所謂プロットみたいなもの。

そこは砂漠の中。
吹き荒れる砂嵐の中に佇むひとつの大きな巨人。金色のラインに真っ白な装甲でそびえ立つ姿は神々しい。
だが砂嵐の中には他にも黒い物体が姿を現していた。悪魔と呼ぶに相応しい翼漆黒の装甲を身にまとい瞳は血の色を表すように紅かった。そしてその悪魔達は一斉に白い巨人へと襲い掛かる。
しかし白い巨人は何処からともなく出した2丁の長銃で瞬時に打ち倒していく。それはまるで疾風の如くに。
そしてものの数分もしないうちに敵は一機となりその一機も倒れたまま動けない。そして白い巨人は見下したように長銃を下に向け一気に撃ち抜いた。

「この世界の正義は…秩序は歪んでいる」
白い巨人の中にいる1人の青年が宙を見上げながら呟く。

そして再び現れる謎の機影。まるで清純を表すように青い装甲。だがそれは正義も秩序もなく欲望のみで動く道化師であった。

「ここには正義は無い…だったら創りあげるまで俺の正義を…」
青年は宙を見上げるのをやめ真剣な表情へと変化する。

そして白い巨人、インティストは俄然と立ち向かう。全てを元のあった世界にするため、希望のある世界を目指すため青年はインティストと共に駆ける。ただそこに人の優しさがあると信じながら…。