「天上に光を、地平には愛を」後編パート1
戦乙女がヴィギランスに向かってくる中、コウイチは呟く。
コウイチ「戦乙女たちは堕落したままにはさせない」
『バーストソード、トランスミット』
そしてヴィギランスはベルトのボタンを押し、
ソードを転送する。
ディケイド「解放するにはどうしたらいい?」
ヴィギランス「倒すしかない、魂を解放すればいいさ」
ディケイド「要は殺すしかないか」
ヴィギランス「彼女たちの心はすでに荒んでいる。もう元には戻せない。せめて安らかに逝かせるだけさ」
ディケイドはカードを取り出し、ベルトに差し込む。
『カメンライド、電王!』
電子コールと共にDC電王に変身する。
ディケイド「それじゃあ、一気に決めるぞ。」
再びディケイドは新しくカードを差し込む。
『ファイナルアタックライド、デデデデンオウ!』
二人のソードが一気に戦乙女たちに突き刺さる。5人のうち、二人にあたり光になる。
ヴィギランス「あと3人。次はこれだ。」
ディエンド「じゃあ僕も行かせてもらうよ。」
『アルティメットバスター、トランスミット』
『ファイナルアタックライド、ディディディエンド!』
二人の銃撃にまた二人光へとなる。
ディケイド「最後はこれで決めさせてもらう。」
ディケイドはカードを差し込み、
『ファイナルアタックライド、ディディディケイド!』
ディケイドの必殺技が決まり最後の一人を倒す。
ヴィギランス「後はお前だけだ。デューク」
デューク「何故だ!?なぜ貴様はそこまでできる。力も尽きたはずなのに。」
ヴィギランス「言ったはずだ、守るものがあるなら人は何度でも立ち上がる。」
デューク「そんなことあるはずない。人は人は…」
デュークは声を荒げ衝撃波で攻撃する。戦士たちは何とかかわす。
その時再び灰色のオーロラが現れその中から帽子とコートで身を包んだ中年の男が現れる。
「ディケイド、おまえはここで終止符を打つのだ。」
ディケイド「鳴滝!」
鳴滝と呼ばれた男は不敵な笑みを浮かべ、
「来い、ケタック!!」
灰色のオーロラから現れたのは謎の男とだった。
鳴滝「特撮スレから生まれたこの仮面ライダーの力、存分に味わうがいい。ハハハハハ」
そう言いながらオーロラの中へ入って行った。
ディケイド「余計な真似をしてくれる!」
謎の男「真の希望を切り射せてもらう、変身!」
『HENSHIN』
謎の男は黒いボディに身を包む。
そして戦士達に挑む。
ディケイド「コウイチ、少し苦戦するも知れない。これを使え。」
ディケイドはヴィギランスにあるものを渡す。
リカバリーパックを渡され、ヴィギランスの力が元に戻る。
ヴィギランス「ありがとう。これで奴を倒せる。」
ヴィギランスはブレスレットを装着し、ディケイドはケータッチを取り出す。
『チェンジ、ヴィギランス、マスターフォーム』
クウガ、アギト、龍騎ファイズブレイド響鬼、カブト、電王、キバ、ファイナルカメンライド、ディケイド!』
ディケイドはコンプリートフォームになり、二人の強化フォームが立ち並ぶ。