エピローグ
士とコウイチは変身を時、もはや廃墟と化している建物のベランダに二人はいた。
士は窓の縁に寄り添い、コウイチは空を眺めている。
士「このあとこの世界はどうなるんだろうな?」
士は上を見上げあがらコウイチに尋ねる。
コウイチ「ここから始まるんだ。誰もが自分の意志で立って前へ進むことを。まだ闇になるか光になるかなんて誰もわからない。それでも…」
士「それでも人は人として生き続けることができるか…お前は信じるのか。光が照らし続けられると。」
コウイチ「信じてるさ。人は光を掴み、前へ進むことができると。」
士「じゃあ、俺も信じる。お前の光というやつを…」
二人は顔を合わせほほ笑む。
コウイチ「士、次の世界へ行くならこれを持っていくといい。」
そうしてコウイチは一枚のカードを士へ渡す。
士「これは…お前の武器じゃねえか。」
コウイチ「俺の武器のデータをカードに入れた。次の世界ももっと過酷だからな。」
士「知ってるのか、次の世界を…」
コウイチ「ライダーがいて、愛に満ち溢れている世界…ただ」
士「ただ?」
コウイチ「愛がすべてを縛る世界。仮面ライダーパスズの世界。」
士「愛が縛る世界だと…?」
コウイチ「実際みてきたほうが分かると思う。俺はここでおさらばだ。どうやら俺の次の世界は魔法少女の世界らしい。」
士「フン、…ここでお別れか。」
コウイチ「今回はありがとう。そしてまたどこかの世界で。」
そして二人は互いに背を向け、別々の道を歩いて行くのだった。
THE END

後半稚拙な文になってしまったのは書く気が少々、失せてしまったため。
お目をお汚しいたしました。ごめんなさい。
今度は最後まで意欲のあるまま、物語が自分勝手に進まないよう注意して書こう。