それでいい、もっと僕に嫉妬を見せてくれ

美しいと思わないかい?女の子が嫉妬する姿は……
愛を求め、愛した相手を誰にも渡さないよう自分のモノとする想い
その嫉妬が僕の力の糧になるんだ
僕はそれが美しいと思っている
自分自身歪んでいると思っているよ……だけど抑えられないんだ
嫉妬に駆られた彼女たちの姿に喜びを感じてしまうことを
やっぱり分かってはもらえないか……
君たちにとって僕は「悪」か
負の感情で力を使うことを許さないんだね
そんなつまらない理屈で「悪」と呼ぶのなら僕は喜んで「悪」に徹しよう
僕はこの嫉妬の力で生きていく
誰も止められやしない、嫉妬の力を宿した「コードドライバー」の前では……
「変身」
残念だけど、僕には仮面ライダーを名乗る資格はない
この力は僕が信じた正義のために使う
僕の名前は「ジ・コード」
嫉妬の炎を糧に生きる者
闘い勝ったほうが正義だ
さあどこからでもかかってくるといい、この漆黒の街で戯れよう