ここまで来て何も出来ないとは…本当に俺は何をしているんだろう…


 最後まで追い詰めても手で砂を掴むようにすり抜けていく…


 そしてあの人はまるで俺を冷やかしたような目で見つめる…


 その眼差しに耐え切れなくなり俺はとてつもない焦燥を感じる


 いつまでこんな事が続くのだろう…何度も繰り返され掴めずまた掴もうとする


 そして掴むことが出来ないと俺は悔やみ辺りにある物を破壊する


 頭を抱え泣き叫びながら…まるで駄々をこねている子供のように…


 そして俺は泣き終わり再び走り出す…ワルツのようにまた…


 だけど俺は見つけた…行進曲にかえる手段を…


 そして心は埋め尽くされる…アノヒトハオレノテデ…


 You must sleep...In the bottom on ground...