まだ僕は彷徨い続ける…光と闇を行き来しながら…幾つもの悲しみを乗り越えて…


 いつか闇を切り裂き光を照らすことは出来るのだろうか…?


 だけど僕は知っている…闇は無くなる事が出来ないことも…


 永遠に続くであろうこの永久に背負わされた十字架は…


 交わることは出来ないのだ…いやしようとしないんだ…


 だけどいつか交わることが出来る…僕はそれが出来たんだから…


 さあ歩き出そう…もう一度…その腕で暖かな温もりを抱きしめられるように


 僕は行くよ…まだまだ光が照らされる場所が足りないんだ…


 だから僕は光を与える…君は君の道を行くといい…


 少しばかりのお別れだ…また逢おう…一万年と二千年経っても…