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最終話に相応しい構成を思いついたんでメモっておく。
「そこまでの様だな…弱気もの達よ」
「…勝てないっ」
「強い…強すぎる…!」
「ここまでなのか?…俺達は」
「諦めるなっ!そんなんじゃ勝てるものも勝てない!」
「だけど、あんな敵にどうやって立ち向かうのよ!」
「だけど、こいつを倒さない限り銀河に平和は訪れない…」
「ああ、捨て身で奴をぶっ倒すまで…!」
「…ここで終わりはしないっ!俺達には明日がまってるんだ!」
「…そうです!皆さん!諦めてはいけません!」
「君は…!」
「そう、始まりの地を破壊させてはいけません」
「だが、どうする?奴はいわば不死身。回復能力も凄まじい。」
「策はあります…」
「なんだ、それは!」
「…歌です!」
「…歌?」
「そう、あなた達人類が長い時を経て創りあげた文化そして、それは魂も揺さぶることができます!」
「そんなんで勝てたら苦労しないんだがな…」
「だがやってみる価値はあるんだろ?」
「ふっ…そうだな。こうなりゃヤケクソだ!最後まで付き合ってやる!」
「…では、歌を心で、そして…魂で感じてください!」
―彼方まで力震わせて、最後まで貫き通して、歩み続けて―
「うっうそ!メロディーが機体から響いている!」
「我々の心に響いてる…」
―絶望を全て覆せるように、あなたの奇跡信じて、飛び続けて―
「…体中から力がみなぎってくるっ!」
「いける…いけるぞっ、これは!」
―希望をこの手に掴み取って、今天空の果てへ、時空をも越えるスピードで―
「これが人類が極めた文化…地球人はここまで…」
「そうです。ゾフィー兄さん。僕は分かる。地球の皆の想いが歌になって乗って来ている事を…」
「メビウスの言う通りだ…ゾフィー。私にもわかる。レオとして、人間として!」
―魂を心で感じて、いざ進め、闘志は尽き果てやしない、突き進め―
「パワーアニマル達が雄叫びを上げてる…」
「エネルギーが急速上昇!動けます!」
「行けるところまで行ってやろうじゃないか?」
―限界を感じさせない、目的地まで行くまでは、魂を響かせろ―
「このようなことはありえんっ!歌にこのような力は断じてあるはずは無いのだっ!」
「だから、貴様は力を感じないんだ。」
「な、何!?」
「魂で感じ取ろうとはしない貴様に歌の意味を知ることは出来ない!そして俺達を倒すこともなっ!」
「…くっ、愚か、愚か、愚か、愚かなりー!!」
「行くぞっ!」
―光信じて、君を信じて、輝き続けろ―
「絆が…絆が集まる…」
「ファイナルステージだ…全光合身っ!!」
「…奇跡、起きたな」
「ああ、一つになることが出来た。そしてこの冴え渡る力で…」
『貴様を倒す!!』
「たかが…たかが一つになった程度で倒す手間が省けたというものっ!」
「ゴオオオオッーー!!」
「ゴジラ…何故貴様が!」
「ゴジラは貴方を倒します。」
「小美人ども戯言を…くっあの目事実か…何故だ!何故貴様が奴らの味方をする?」
「それは彼らが今まで起こしてきた人類の愚行を防ぐ剣となるからです。」
「何!?」
「ゴジラは怨むために生まれてきたのではありません…彼らに警告しに来たのです。そして、すでに止める術を知る彼らと出会いました。ゴジラはもはや何もしないでしょう。」
「ならば…貴様も一緒に葬ってくれるっ!!」
「そうはしません!我々には彼らもいます!」
「キュイイイーン!」
「ガオオオオーー!!」
「ここで全てを断ち切る。行くぞっ!!」
『おうっ!!』