「そう、いつまで待っても彼女は来ないんだよ…」


「もういい、もういいんだ。頼むもうこれ以上無理をしないでくれ」


「わかってたんだ…心のどこかできっと」


「君の心だと想えばあんな的、射抜ける…!」


「まるで時が止まったように静かだよ」


「手を掴む者…離す者、愛される者…愛する者、どれも同じさ」


「いつまで泣いてるつもりだ…今行かなきゃ損するよ」


「駄目だね…悔しくて涙が出てくる…こんなに想ってるのに伝わらないから」


「君に…君に何が分かるってんだ!?」


「人の苦労も知らないで、笑顔でいるなんてね…酷いな」


「失ったものはとても大きなものだったと気付かされたよ」