「こんなところで悲しみの傷を抉り出すとはやってくれる」

「神にもな、善と悪があるんだ。君たちの世界の神は愚神だっただけ…そして俺は愚神を倒すために来たんだから。」

「そんなことをしたって戦いは決して終わらない。人に欲望がある限り、求め続けるものがある限り!だから失くすだけではなく共存を選ばなくちゃならないんだ」

「ちっ、時間に縛られたか…この締め付けから救い出してもらえるかな?」

「貴方は逃げてるだけ…過去に。今乗り越える力はすぐ側にあるじゃないですか、大切な仲間達が…貴方もそれに答えるのです。そうすればきっと…そして過去を越えられる。」

「この腐敗した世界で貴方の求めるものはなんだ?」

「この背中の傷は僕が背負った贖罪の傷…一生背負わなければならないものさ」

「求める者は違っても行く道は同じものって一体…?」